ANTIMEの初ライブに寄せて。

 

12/10、ANTIMEの記念すべき初ライブの日。FCに入りCDを買い、チケットを両部ともおさえ。それでも私の気持ちは「なんか無理」だった。誰が悪いわけでもなく、ただ気持ちがついて行かなかった。もともと私は事務所にいたから颯くんを好きになったし簡単に見れない遠い存在だからこそ自担なのだと今でも思っている。SNSを始めても彼は良い意味で変わらず、自由で、優しい颯くんそのままだった。けれど私は熱心になれなかった。運営さんも悪くないし、彼自身もとってもとっても素敵な人だと改めて思ったし、好きで好きでたまらないのになぜ受け入れられないのか分からなかった。自分でチケットを取っておきながら、なんでイベントに行くことに決めたのか分からなかった。

 

さて。幕が上がり。

歌も上手いしダンスも上手いし衣装も良かった。そして無性に泣けた。楽しいなぁと。凄いなぁと。私の好きになった颯くんのまま進化してるなぁと。あぁ彼の姿をまだまだ見たいなと。

 

トークはDKノリがすぎるときもあった(ほんっとにマテンロウさんありがとうございました)けれどこれは4人で場数を踏んで行くしかないことだと思う。

 

一部の最後、あむくんは「今やりたいことをやっているしついてこれる人だけついてきて」と言っていた。これからの決意表明だし考え方はとてもよく分かるし、彼らには贔屓目を抜きにしてもそれだけの実力があると思う、けれどこの言葉と伝え方は昔から応援した人の立場...と思った瞬間3人がフォローした。二部の挨拶では、あむくんの謙虚なところが出ていた。だから、私はこの4人なら大丈夫だと思った。応援出来ると自然に思えた。

 

自担が新しい道を選ぶ。予感は出来るかもしれないけれど、それはいつだって突然やってくる。その瞬間だけ悲劇のヒロインになる他担も、今までその子を全く知らなかったのに敗者扱いする人...何の気なしに呟かれるそれらに、誰かの自担が事務所を去る度に私はそれに憤っていた。そして悲しいことに一蹴出来ない例を嫌というほど見てきている。だから気持ちが揺れ動く余裕があったのはとてもとても幸せな例なのだと素人目にもお金を掛けてもらったステージを見て思った。

 

これからどうなるか分からないしここまで書いといてやっぱりなんか無理ってなるだろうしやっぱ好きってなるだろうしとにかく乱高下するだろう。けれど私は彼と、彼の仲間を応援したいし彼がずっと最後の自担なのは変わらない...。5ヶ月かけてたどり着いた結論はこれから先も変わることは無いだろう。