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「今を咲く花」に寄せて。

私は当たらない考察をするのが好きだ。的外れな考察をして全く当たってなくてこの世は広いな~って思うのが好きだ。しかし私は歌詞の意味を深く考えることはあまりしない。もちろん好きな歌詞はある。しかし歌詞は行間が多いゆえに聴き手が自分を投影できるのだと思っていてるので…なんというか野暮だと思っていた。曲は歌詞とメロとステージの総合芸術だし~と思っているところもある。

…けれどJr.にして自担がソロ書いたって言うなら話は別やん?(おい)

ってことで感じたことを。

「今を咲く花」去るクリエDにて髙橋颯くんが披露した自作曲だ。ほぼ9ヵ月ぶりのステージ。彼がどんな思いで9ヵ月を過ごしてきたのか、それは颯くん自身にしか分からない。けれど伝えてくれたのだから受け取ろうではないか!←

自分の記憶やレポを参考にして書き出した歌詞は下の通りである。
孤独の背中に 強く強く押し付けられた僕らの宿命は桜に冷たい雨が降り注ぐよ
ぎこちなくさまよう2人 光を消しあってしまうやりきれない思いがどうしようもなく部屋に乾いてしまう
ほほえみの悲しみが大きな傷抱えてた 涙を落として目を閉じた
あなたの笑顔は儚く世界中のどんな花よりも空に掛かる虹のように君は 君は 笑った
痛みが聞こえる 手のひらにそっと包み込み 時間が止まらないように君を強く抱き締める
あなたの笑顔は羽ばたく 世界中のどんな花よりも 明日に咲く花だからもっと強く輝け

綺麗なメロディーに"孤独の背中"、"宿命"という衝撃的な言葉を耳にしたとき固まってしまった。ペンラさえ振れなかった。しかしそのワードに負けない歌の上手さ、上手さだけでない力があった。

担当としてこの9ヵ月のことをどうしてもこの曲の背景としてしまう。が、その事を抜きにすると、私は"切ないラブソング"のように感じた。あなたという代名詞や儚い笑顔もそうだが、なにより光を消しあってしまう二人とはなんて切ない…

しかし、宿命とは?"笑顔は儚く"と直接的に表現しているところもあるが、桜、笑顔が羽ばたく、虹など一貫して"儚さ"を連想させる言葉を使っているのはなぜか?あなたと呼び掛けたのに最後に君なのはなぜか?そもそもあなたとは誰のことなのか?結局この9ヵ月のことを含んで考えてしまう。

あなたとは。君とは。仲間、ファン、家族、大事な人…

けれど、私はこの曲は颯くん自身に向けたものだと思っている。

桜は卒業、旅立ち、別れ、出会いなどのイメージがある。その桜に、宿命に、冷たい雨が降り注ぐ…仕事について悩んだ、待っててくれた人のために作ったと言った彼の考える宿命が、"踊ることアイドルであることスターになること"だとしたら…うん、辛すぎる()

しかし光を消しあってしまうほど悩んだ二人が2番で抱き締めあっているところ(=状況と理想のギャップ?)そして最後にあなたの笑顔は輝く、明日に咲く花だからと強く伝えている。そして同じく儚いものでも、水が降り注いだ(=涙?)花から雨上がりの虹へ展開していくところにも希望が感じられる終わりになっている。…と感じる。


このように解釈した私には颯くんがこの曲を仲間に見守られながら、しかし堂々と披露したことは大きな大きな出来事だと改めて思う。最高のアイドルで最高の自担な颯くんのこの9ヵ月が、いつか必要な期間だったと振り返れるようになりますように。アンコールでのサクラ咲ケで"今蒔けば種花咲かす"を歌っていた姿をふと思い出して。